概要
Windows でTV放送を視聴するための準備作業に入っていきましょう。
※管理者は「PX-Q3PE」を使用していますので、この機種を使う前提で記載していきます。
TVTest を準備する
先ほど準備した「BonDriver」を使ってTV放送を視聴するためのソフトウェアである、「TVTest」を導入していきます。
※開発元では exe 形式のファイルで配布されていないため、利用者自らが「開発ツール」を使い exe 形式のファイルを生成する必要があります。この作業を「ビルド(build)」と呼びます。
まあ、この作業は面倒なので、exe 形式のファイルを置いておきます。
どうしても実行したい方は、こちらを参考にして下さい。
“赤い”または”青い”カードとカードリーダーを準備する
TV放送を視聴するためは、TVやレコーダーに刺さっている”赤い”または”青い”カードと、PC でカードを読み込むためのカードリーダーを準備する必要があります。
BS/110°CS を視聴する場合は、”赤い”カードが必要です。地上波のみの場合は”青い”カードでも問題ありません。
カードリーダーは、下記の製品をおすすめいたします。

※ PLEX 製チューナーの場合、カードリーダーが内蔵されていますが、安定性に難ありのようですので、使用をおすすめしません。外付けのカードリーダーを使用することを推奨します。
カードサーバーを準備する
Windows にログオンしていれば、PC に接続されたカードはどのソフトウェアでも認識し利用することが出来ます。しかし、PC にログインしていない場合は利用が出来ないため、後述する「カードサーバー」を用意し利用することをおすすめします。
下記より「BonCasLink」をダウンロードします。使い方は、Readme に詳しく記載されています。サービス版を使うことを推奨します。
- BonCasLink:サーバーソフト
- BonCasClient:クライアントDLL
- BonCasScard:クライアントwinscard
BonCasClient と BonCasScard は、他PCで BonCasLink を起動していなくても「カード」を利用することが可能です。BonCasScard の方が汎用性が高いため、こちらの使用を推奨します。
BonCasScard の使い方ですが、ini ファイルにサーバーのIPアドレスを記載し、dll と ini をアプリケーションの exe ファイルと同じフォルダに入れるだけで使用できます。
TVTest を設定する
画面の指示に従い設定して下さい。とっても簡単!
完了!
ここまでの手順を実行すると、TV番組の視聴ができているかと思います。
次は、録画を行うためのソフトウェアを導入してみましょう。
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