loader image

ConoHa WING についてのメモ書き

この記事は約2分で読めます。

※下記の内容は、記事執筆時点での内容です。現在は異なっている場合がありますので、ご了承下さい。


ConoHa WINGについて、メモ書きを残しておきたいと思います。

  • サーバーは Nginx (Front-end) + Apache (Back-end) の2段構成
  • 無料独自SSL (Let's Encrypt) を有効にしている場合、HTTP → HTTPS のリダイレクトはフロント側で自動的に行われる(らしい)。そのため、Apache側でRewriteしようとすると、SSLの設定時にエラーが表示される。
  • wwwの有無は自動的に設定されないので、各自Apache側でRewriteする必要がある。
  • PHPのサーバー変数「$_SERVER\['HTTPS']」は使えない(これは仕様)。恐らく、内部で(Nginx → Apache 時に) http://127.0.0.1:8080 辺りにプロキシしているためと思われる(詳しくは知らない)。「$_SERVER\['HTTPS']」ではなく「$_SERVER\['HTTP_X_FORWARDED_PROTO']」を使うこと。
  • そのため、「RewriteCond %{SERVER_PORT} 80」のようなものは使用不可。絶対に使用しないこと。
  • PHP の Server API に LiteSpeed SAPI を採用している関係上、バージョンの変更はサーバー単位でしか行えない。サイトごとに切り替えが出来ないので注意。
  • ConoHa WING には「ローカル配送」というシステムがあり、ConoHa WING のサーバーから ConoHa WING に登録しているドメインへのメール配送は、DNSレコードを参照せずに内部で配送処理がされる。この機能はデフォルトで有効になっているので、外部のメールサーバーを使用している際には設定でこの機能を無効にする必要がある。
  • ConoHa WING を使用する際には、基本的に指定されたネームサーバーを使用する必要があるが、Cloudflare 等の外部のDNSサーバーを使用することも一応可能。独自SSLを使用する際には、ルートドメインとwwwのAレコードを ConoHa WING の IP アドレスに設定すること。またサブドメインを使用する際には、AレコードではなくNSレコードを使い登録をしないと独自SSLの登録が行えないので注意。サブドメインを使用する際にも、サブドメインとwwwのAレコードを ConoHa WING の IP アドレスに設定しないとエラーが出るので注意。